岩本順子 著 四六判 91 頁
かつて〈徴兵〉を拒否したドイツの青年が、今だから語る軍隊と平和
かつて徴兵を拒否したドイツの青年が日本人妻に語った、軍隊と平和。
【目次】
プロローグ「2001年5月、沖縄・那覇にて」
第一章「ラジオから流れた戦争の気配」
第二章「兵役は18歳から」
第三章「ぼくは兵役に行かない」
第四章「そして裁判は始まった」
第五章「人生観が変わった代替役務」
第六章「真夜中の宮本武蔵―フェンシングから居合道へ」
第七章「60年代生まれの僕」
第八章「ナチスの影を背負う国にうまれて」
第九章「兵役拒否と武道修練は矛盾しない」
エピローグ「2003年7月、ブラジル・カシアスにて」
沖縄からドイツの兵役拒否の物語を読むこと 新城和博
発行:2004年3月