前略 南ぬシマジマ
文・平田大一 写真・桑村ヒロシ
変形判 144頁
言葉と写真。
全力で生きる大人の見本帳!
あらたな「シマとの対話」が始まる!
南島詩人・平田大一が「肝高の阿麻和利」をはじめ演出家として関わってきた舞台の裏話、チャレンジしてきた様々な活動、これからの思いを熱く語る。
フォトグラファー・桑村ヒロシの写真はその響きに呼応して心揺らすシマジマの風景を捉える。
今の時代を懸命に生きる人たちへのメッセージブック、『シマとの対話』以来、七年ぶりのメッセージ&フォトブックの登場。
音楽家・宮沢和史いわく「音楽と踊りと笑顔が溢れる未来の沖縄を夢見て、共に戦い一緒に年をとっていこうと思っています」
●目次
序 シマとの対話
1章 次世代と生きる
人づくりの種をまく
受けとめる力
気づきのスイッチ
「次」の世代のはなし
2章 舞台裏の風景
原点という名の永遠
食の世界遺産
太陽の乱
北山の風
南山の息吹
3章 縦横無尽に島哲学
勝負の3分間
膝の前の友達でありたい
南島詩人誕生
喪の儀式
4章 おきなわ未来記
ミスキャスト
ダイナミック県庁!
くるちの杜100年の夢
星がみている
結 三拝云
「南ぬシマの100年…」宮沢和史
「シマの描写に魂のメッセージを語らせる唯一無比のラッパー」イクマあきら
「今、新たな『シマとの対話』を始めよう!」平田大一
「全力で生きる大人の見本帳」桑村ヒロシ
写真 桑村ヒロシ
●著者略歴
平田 大一(ヒラタダイチ)
1968年、沖縄県八重山、小浜島生まれ。
18歳の頃から「南島詩人」を名乗り、詩人、演出家として独自の創作活動を開始。
大学卒業後、シマの文化と農業を体験する「小浜島キビ刈援農塾」を主宰、文化を基調とした地域活性化を一貫して展開。「きむたかホール」「那覇市芸術監督」を歴任。
2011年から「沖縄県文化観光スポーツ部長」に抜擢される。2013年からは「(公財)沖縄県文化振興会」に就任。沖縄文化の司令塔役を担う。
他方「くるちの杜100年プロジェクト」や「現代版組踊シリーズ」など、文化に軸足をおいた新たな地域活性化のモデルづくりのトップランナーとしてもさらなる挑戦をつづける。
桑村ヒロシ(クワムラヒロシ)
1968年生まれ、五島福江島出身。2003年に沖縄移住。フリーランスのフォトグラファーとして活動のほか、沖縄写真デザイン工芸学校非常勤講師を務める。琉球新報「南風」(2016年1月〜6月)、南海日日新聞「つむぎ」(2013年〜2015年)など、新聞コラム執筆。
●2016年8月初版第一刷発行