文庫版 365ページ
「ぼく」はある日、立ち寄った書店で
謎の老婦人と出会った。
彼女は「ぼく」を異界へと誘っていった―
義足の男、小人たち、LGBTQ
そして謎の集団「ネイチャー」とは?
『ぼくは頭が悪い』著者の當眞嗣朗がおくる、
沖縄を舞台に繰り広げられる
衝撃のスピリチュアル・エンターテインメント!
●目次
一 物語のはじまり
二 謎の老婦人〜秘密の審査〜あなたを調査していました。
三 イケザワ・ケンゴの登場〜不思議な面接
四 謎のレストラン〜ミズ・クレイズの過去〜お金持ちの父
五 ミステリアス〜義足の男〜謎の屋敷へ
六 神の計画〜もう一人の法定相続人〜マジック・ワード
七 ディスカッション〜奇跡の男〜変化の到来
八 目に見えるものだけがすべてなのだろうか?〜暗闇の世界に足を踏み出す
九 冒険家の見たもの〜すべてを疑う〜ジャッジメント
十 小人たち〜新たなる者〜迎えにきたよ
十一 謎の集団〜破壊された世界〜脱出
十二 最後の戦い〜前世の記憶
十三 物語の終わり
●著者プロフィール
當眞 嗣朗(トウマツグアキ)
第23回早稲田文学新人賞 「ぼくたちはしぶとい。しぶといからこそうつくしい」シード獲得
第24回早稲田文学新人賞 「ネグロタイム・ナンバーワン」二次選考通過
第25回早稲田文学新人賞 「災害のあと 震災のまえ」最終候補
著書
『こころのボール』(文芸社)
『ぼくは頭が悪い』(ボーダーインク)
『月刊チェルネン子通信』(文芸社)
『こんにちは! 沖縄の文学!』(沖縄ebooks)
『セイムエブリファッキンナイト』(沖縄ebooks)
「いまは漫画をかいている」(コミチャン)
●2017年7月21日 初版第一刷発行