『詩集　風と光のエピタフ』前田よし子著

ISBN978-4-89982-156-4

1,650円(内税)

定価 1,650円(内税)

購入数

冊

四十年前の冬　たった一輪だけ桜の花が咲いた
　　　　　　　　　（「風と光のエピタフ」より）
＜生命のきらめき＞に満ちた二十四編。

私は詩のコンセプトは「生命のきらめき」だと思っている。私は自分をはぐくみ、影響を与えた故郷の自然や、家族、文学仲間や出会った人々、かつての仕事の朋輩たちすべてに感謝し、かつまた〈前田よし子〉という無名の新人の応援団長を引き受け、終生支え続けてくれた夫への感謝の証としてこの詩集を出すことにした。
それゆえ、ささやかなこの詩集は私の心のつぶやきであると同時に、いまは亡き夫へのレクイエムでもある。

碑
野火
スリランカの風鐸
八月の少女
青い出発（たびだち）
白い香り
目尻の記憶
巣立つ者たちへ
真夏の葬儀
季節の出番
九十八歳への鎮魂歌
船賃
小さな拳の中の宝
いつの頃から
皿の魚
草刈り鎌
朝もやの隙間に
油まみれの貴方へ
ハーモニカ
ふた子の見分け方
じいちゃんにあいたい
林道
さらば愛車よ
風と光のエピタフ

【著者略歴】
前田よし子（まえだ・よしこ）
　1942年　国頭村に生まれる
　1992年　「小さな歌の物語」琉球新報児童文学賞受賞
　2001年　「聴診器」宜野座てんぷす文芸賞　受賞
　2001年　「フリーマーケット」九州芸術祭　沖縄地区代表
　　　　　南濤文学会会員

■2009年4月25日　初版第一刷発行

『詩集　風と光のエピタフ』前田よし子著

カテゴリー

ボーダーインクについて

最近チェックした本

配送・送料について

返品について

支払い方法について

お問い合わせ

『詩集 風と光のエピタフ』前田よし子著

カテゴリー

ボーダーインクについて

最近チェックした本

配送・送料について

返品について

支払い方法について

お問い合わせ

『詩集　風と光のエピタフ』前田よし子著