• 『疑惑の事故  日米地位協定の死角』与世田兼稔著

『疑惑の事故  日米地位協定の死角』与世田兼稔著

ISBN978-4-89982-369-8

1,650円(内税)

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四六判256ページ 上製本 定価(本体1500円+税)

現役弁護士・元沖縄県副知事の著者がリアルに描く沖縄を舞台にした、異色の法廷ミステリー。

米軍属マシューアダムスが仕組んだ公務中の犁刃任了故
立ちはだかる日米地位協定の壁に真っ向から挑む新聞記者、弁護団、そして秘密の仲間たち。


高村愁平は、社内的なスキャンダルで家族と別れてひとり沖縄に転勤してきた政治部記者。
ある日、米軍属マシュー・アダムス運転の大型ジープが追突事故を起こした。
公務中の交通事故で元交際相手の女性は死亡。日米地位協定では公務中事故の第一次裁判権は日本にはない……。地元の女性記者神山優海は交通事故を装った殺人事件ではないかと疑う。沖縄の現実を徐々に知ることになり、この事件に様々な疑惑を感じた高村は、神山記者とともに謎の解明のため、人権派弁護士岩城らとマシュー・アダムスを被告とする民事裁判を提起し、民事法廷の場で殺人事件の立証を試みるが……。

現役弁護士にして元副知事である著者だからこその臨場感溢れる法廷シーンと、「日米地位協定問題入門」ともいえる、専門的具体的な内容の本格的法廷ミステリー。


●目次

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供‘米地位協定の死角


●著者略歴
与世田 兼稔(よせだ・かねとし)

1950年、沖縄県石垣市生まれ。
1974年、明治大学法学部卒。1977年、司法試験第2次試験合格。1978年、立教大学大学院法学研究科民刑事法専攻修士課程終了(法学修士)。1980年、最高裁判所司法研修所終了(32期)。同年東京弁護士会登録。1983年、与世田兼稔法律事務所開設(沖縄弁護士会)。2004年、沖縄弁護士会会長。
公職としては2010〜2011年、年金記録確認沖縄第三者委員会委員長。2011〜2013年、沖縄県副知事等を務める。
専門は、企業法務、事業再生、医療事故訴訟等。
著書に『自動車事故の法律相談』(有斐閣・共著)、『会社役員をめぐる法律相談』(学陽書房・共著)、『ドイツ労働裁判所制度について』(経営法曹第130号)、『合理化に伴う労働条件の不利益変更をめぐる法律上の諸問題』(労働経済判例速報54巻4号)ほか多数。
2015年、法廷ミステリー『三人の殺意が交錯するとき』(文芸社)を刊行する。
本作はミステリー第二作となる。