• 『おきなわ木の実さんぽ』写真/文 安里肇栄
  • 『おきなわ木の実さんぽ』写真/文 安里肇栄

『おきなわ木の実さんぽ』写真/文 安里肇栄

ISBN978-4-89982-373-5

1,980円(内税)

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A5判128ページ オールカラー 定価(本体1800円+税)

見て楽しむ
木の実、草の実


食べられる実・毒のある実・面白い形の実・遊び道具の実まで
324種の「野山の宝石」を取り上げた、これまでにない自然さんぽの本です。



 花が咲けば実もつきます。
 小鳥や山の生き物たちの中にはこれらの木の実を生きる糧にしているものもたくさんいます。一見食べられそうもない実でも小鳥たちにとってはごちそうのようで、きれいに色づく木の実はすぐに消えてしまいます。

 野山の木の実、草の実の中には食べられる実がいろいろあって、子供たちにとってもおいしいおやつでした。ソテツの実を毒抜きして食べることもあったし、クチナシの実は漬物の色付けに使われ、山のシークヮーサーは果物としてマチヤグヮーに並ぶこともありました。

 草木の実の中には食べられないもの、有毒な実もあります。赤く色づき目立つ実、非常に小さな実、面白い形の実があり、ヒルギの実のように木に付いたまま根を伸ばすものもあります。

 野山の木や草の実はいろんな色、形、仕組みを備えています。野山を散歩するときは花だけでなく実も観察してみてはいかがでしょう。(「はじめに」より抜粋)


●目次
はじめに
本書の手引き
参考文献

甘いイチゴ見つけた
 ◎ナワシロイチゴ/ホウロクイチゴ/リュウキュウイチゴ/クワノハイチゴ/リュウキュウバライチゴ
庭先のかがやき
 ◎ヒカンザクラ/ギイマ/オキナワシャリンバイ/フクマンギ
みずみずしく熟れた実
 ◎ヤマモモ/ヒラミレモン/バンジロウ/テンニンカ/フトモモ
子どもが大好きなおやつ
 ◎イヌマキ/シマグワ/シマサルナシ/エビヅル/マルバグミ/ツルグミ
ドングリ拾って
 ◎マテバシイ/オキナワウラジロガシ/イタジイ/アマミアラカシ
小さな宝石のよう
 ゴモジュ/ヒメクマヤナギ/ヤマヒハツ/シマヤマヒハツ/ヤナギイチゴ
目に美し、口に苦し
 ◎リュウキュウコクタン/ノボタン/ムベ/カジノキ/タンゲブ/サルカケミカン
壺に入った蜜と花
 ◎オオイタビ/アコウ/イヌビワ/ガジュマル/ハマイヌビワ/ホソバムクイヌビワ/オオバイヌビワ
工夫しないと食べられない
 ◎ソテツ/フクギ/ヤエヤマアオキ
毒のある実たち 1
 ◎リュウキュウガキ/クワズイモ/テリミノイヌホウズキ/イヌホウズキ
毒のある実たち 2
 ◎オキナワキョウチクトウ/ヒマ/アオツヅラフジ/ムサシアブミ
大きくても食べられない
 ◎リュウキュウイトバショウ/クロヨナ/ハマナタマメ/タカナタマメ/イソフジ/ハカマカズラ/アフリカタヌキマメ/コガネタヌキマメ
色づくウリ
 ◎ケカラスウリ/オオカラスウリ/オキナワスズメウリ/リュウキュウカラスウリ/アマチャヅル/サンゴジュスズメウリ/クロミノオキナワスズメウリ
モチノキ粒ぞろい
 ◎リュウキュウモチ/ツゲモチ/モチノキ/シマイヌツゲ/クロガネモチ/オオシイバモチ
つやつやナスの実
 ◎キダチイヌホウズキ/ハダカホウズキ/キンギンナスビ/フサナリツルナスビ/ヤンバルナスビ/セイバンナスビ/メジロホウズキ
山に映える木々の実
 ◎イイギリ/シロダモ/サンゴジュ/ハクサンボク/ヤンバルアワブキ/ハゼノキ
まるで黒ダイヤのよう
 ◎ヤブニッケイ/シバニッケイ/タブノキ/ハマビワ/オキナワヤマコウバシ/クスノキ/イヌガシ
野山のラピスラズリ
 ◎ノシラン/キキョウラン/オオムラサキシキブ/ヤブラン/コヤブミョウガ/ナガミボチョウジ
葉も美しい月桃
 ◎ゲットウ/クマタケラン/アオノクマタケラン
紫色のモクセイ
 ◎ネズミモチ/オキナワイボタ/オキナワソケイ/リュウキュウモクセイ
ウルトラマンと風船
 ◎サキシマスオウノキ/リュウキュウハナイカダ/ハナガサノキ/センナリホウズキ/フウセンカズラ/コフウセンカズラ
ツノツノ、つぶつぶ
 ◎オキナワツゲ/リュウキュウコンテリギ/シマキツネノボタン/ジュズダマ/ハドノキ/ツルソバ
満開の花火のよう
 ◎サツマサンキライ/ハマサルトリイバラ/オキナワサルトリイバラ/ササバサンキライ/リュウキュウハリギリ/カラスキバサンキライ
怖いような不思議な実
 ◎ナカハラクロキ/アマシバ/ヤンバルミミズバイ/オジギソウ/タンキリマメ/エダウチクサネム
甘い香りの花の実
 ◎ヤコウボク/クチナシ/トベラ/アマクサギ/オシロイバナ/ゲッキツ
匂いに虫が寄ってくる
 ◎ヒサカキ/ハマヒサカキ/イルカンダ
カメムシあつまれ
 ◎アカメガシワ/オオバギ/オオシマコバンノキ/カキバカンコノキ/クスノハガシワ/カンコノキ
天然のドライフラワー
 ◎セイロンアサガオ/リュウキュウマツ/フヨウ
割れた実がきれい
 ◎ゴンズイ/ツルウメモドキ/テリハツルウメモドキ/マサキ/コクテンギ/ハリツルマサキ
三つに開くツバキ
 ◎ヤブツバキ/サザンカ/ヒサカキサザンカ/ヒメサザンカ/リュウキュウナガエサカキ/イジュ/モッコク
パラシュート広げて 1
 ◎ホウライカガミ/リュウキュウテイカカズラ/ツルモウリンカ/サカキカズラ/ヒメヨイカズラ/アイカズラ
パラシュート広げて 2
 ◎トキワカモメヅル/サクララン/キジョラン
プロペラで飛ぶ
 ◎シマタゴ/シマトネリコ/クスノハカエデ
はじけて飛んでいく種
 ◎カタバミ/リュウキュウコスミレ/インパチェンス/アメリカフウロ/キケマン/シマキケマン/ムラサキケマン
ふわふわ輝く銀色の綿毛
 ◎リュウキュウボタンヅル/サンヨウボタンヅル/ビロードボタンヅル/サキシマボタンヅル/ヤンバルセンニンソウ/タンポポ 
服について運ばれる
 ◎タチアワユキセンダングサ/タチシバハギ/オオバボンテンカ/オヤブジラミ/ヤブジラミ/ツクシメナモミ
きれいな鉄砲玉
 ◎モクタチバナ/ダンドク/オオバヤドリギ
盆栽にもなった木の実
 ◎ビナンカズラ/ミズガンピ/テンノウメ
生け花でおなじみ
 ◎マンリョウ/シロミノマンリョウ/センリョウ
旧盆の供えもの
 ◎アダン/コバンモチ/シナノガキ
ヤンバルの林床は宝石箱
 ◎リュウキュウルリミノキ/マルバルリミノキ/タイワンルリミノキ/イソヤマアオキ/アリドオシ/ツルラン/ボチョウジ/シロミズキ/ヒメイタビ/リュウキュウヤツデ
林道を彩る花の実たち
 ◎エゴノキ/ハマニンドウ/トキワヤブハギ/ハシカンボク/カクレミノ/フカノキ/ハマセンダン/シマイズセンリョウ/コバノミヤマノボタン/トキワガキ
湿ったところを好む実
 ◎ヤマビワソウ/タイワンハンノキ/シシアクチ
木々によりそって
 ◎コンロンカ/リュウキュウウマノスズクサ/ヒョウタンカズラ/シマユキカズラ
赤土の山で見つけた実
 ◎タイミンタチバナ/アデク/シマカナメモチ/シラタマカズラ/ボロボロノキ/ヒメユズリハ
石灰岩林の巨木から 1
 ◎バクチノキ/クワノハエノキ/アカテツ/オオクサボク/ヘツカニガキ/ニガキ
石灰岩林の巨木から 2
 ◎アオギリ/ツゲモドキ/チシャノキ
キュートなオレンジ色
 ◎ヤエヤマネコノチチ/ショウベンノキ/ギョボク
木々にからみつく
 ◎テリハノブドウ/ハスノハカズラ/ヘクソカズラ/トウヅルモドキ/フウトウカズラ/ヤブガラシ
暗い森でひそかに
 ◎リュウキュウヌスビトハギ/オオバルリミノキ/ショウキズイセン/ギョクシンカ/セイタカスズムシソウ/クロツグ/グミモドキ
樹上で芽ぶく不思議な実
 ◎メヒルギ/オヒルギ/シイノキカズラ/ヤエヤマヒルギ/ハマジンチョウ/ヒルギダマシ
闇夜に咲く花の実
 ◎サガリバナ/サキシマハマボウ/オオハマボウ
葉陰に隠れるセンダン
 ◎アカギ/イスノキ/センダン/ウラジロエノキ/ホルトノキ/ソウシジュ
海辺の林に丸い実が
 ◎テリハボク/ハスノハギリ/モクマオウ
一番乗りに生える
 ◎ギンネム/ビロウ/タラノキ
砂浜の後ろを陣取って
 ◎クサトベラ/テリハクサトベラ/モンパノキ/ハマウド/イボタクサギ/アオガンピ
強い日差しの砂浜で 1
 ◎ハマボウフウ/ハマボッス/ハマダイコン/ハマササゲ/グンバイヒルガオ/ハマオモト
強い日差しの砂浜で 2
 ◎ハマゴウ/ミツバハマゴウ/スナヅル/ツルナ/ミツバコマツナギ/アメリカネナシカズラ
海辺の岩場に
 ◎ナンゴククサスギカズラ/テッポウユリ/イワタイゲキ/クソエンドウ/ハナコミカンボク/アマミヒトツバハギ
海辺の斜面で
 ◎ハマセンナ/ナハキハギ/シマエンジュ
林で見るかわいい実
 ◎ミスミトケイソウ/ヒメトケイソウ/タイワンソクズ/ジュズサンゴ
草原のかわいい実
 ◎ルリハコベ/ヘビイチゴ/イシミカワ
野原や公園で
 ◎ニワゼキショウ/リュウキュウトロロアオイ/ホシアサガオ
南国らしい公園樹
 ◎デイゴ/モモタマナ/オオバアカテツ


●著者略歴
安里 肇栄(あさと・ちょうえい)
1948年 沖縄県久米島生まれ。
1972年 琉球大学卒業。
山中の花に魅せられ、ヤンバルに通うようになった。
2013年『おきなわ野山の花さんぽ』
2016年『おきなわ毎日花さんぽ』(いずれもボーダーインク)を出版。
現在もカメラを片手に野山の散策を続けている。

●初版第一刷発行 2019年11月