• 『いまでもグスクで踊っている  琉球怪談コレクション』小原猛著

『いまでもグスクで踊っている  琉球怪談コレクション』小原猛著

ISBN978-4-89982-388-9

1,760円(内税)

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小原猛著
四六判ソフトカバー/208ページ
定価1600円+税


沖縄に怪談ブームを巻き起こした
元祖「琉球怪談」シリーズ最新刊。
沖縄から溢れでた怪異を新たなる物語として世に解き放つ、闇と癒しの百物語が帰ってきた。

異界の穴を覗き込むと
もとの姿には戻れない…………


今回は、正統派の怪談実話から、ホラー、まじむん系、ちょっと奇妙な話、おとぎばなし風、さらに「わたしのはなし」として著者自ら体験したお話を赤裸々に語るという、さまざまなタイプの話を集めたコレクションです。
怪談作家・小原猛の原点「琉球怪談」シリーズ、第四弾、降臨!!!!!!


目次

 前口上  

其之壱(てぃーち) 母親は答えなかった 

 まばたき   
 アンナとのぞみ  
 じゃんけんマジムン    
 抱き合う二人  
 砂の中  
 黄色いヘルメット 
 フンデルトワッサー
 千羽鶴  
 返事  
 ピーちゃんと瑠璃の石  
 後姿  
 久高島のチンアナゴ
 ユタ・米子オバアからの電話
 メデューサ
 母親は答えなかった
 ハマウイ
 缶コーヒーをもういっぱい
 兵隊とシャボン玉
 兵隊と焼きそば
 閉鎖されたウタキ
 怪魚
 守り神
 凪  
 二トン爆弾  
 デイヴィー 
 ホセ  
 バケツの穴  
 ホー・チ・ミン  
 焼身  
 盛り塩の小皿  
 裏にたくさんありますからねえ
 ナカニシニ ムタリーン 
 鉛筆コロコロ 
 
其之弐(たーち) バンシルーの女

  I hate you  
 祓えない 
 つきしろのムササビ
 古宇利島の一軒家 
 ぐるぐるとなでる 
 三線サークルのシージャ
 バンシルーの女 
 新聞を読む人 
 資源ゴミの女 
 子どもの都合  
 新築祝いのヒージャー 
 ンカジ 
 安里のオジイ  
 赤いマングース 
 キジムナーヤーチュー 
 チンアナゴが来る  

其之参(みーち) スップル

 スイミングプール 
 ため息まじりの井戸  
 スップル 
 スップル、スップル 
 カジ 
 カタカシラ 
 ヒジャイナーの呪い  
 スーワタイ 
 瘤とジーシガーミ 
 タンメーガナシー 
 タンメーガナシー、現代にあらわる
 クバの葉ゆんぐとぅ
 屹立するチンアナゴ 
 いまでもグスクで踊っている 

其之四(ゆーち) わたしのはなし 

 パヤパヤ 
 パンを投げる  
 初めてユタに会った話
 水タンクの上の女
 異界への橋渡し



【著者略歴】
小原猛(こはら たけし)

作家。昭和43年京都生まれ。与那原町在住。カメラマン、ライターとして活動したのち、沖縄移住。沖縄独自の怪談や精神世界、御嶽文化などに興味を持つ。2011年にボーダーインクより『琉球怪談』でデビュー。その後『七つ橋を渡って』『不思議な子どもたち』『おきなわ妖怪さんぽ』『琉球怪談作家、マジムン・パラダイスを行く』(ボーダーインク)、『琉球妖怪大図鑑(上下)』(琉球新報社)、『琉球奇譚シマクサラシの夜』『琉球奇譚ベーベークーの呪い』(竹書房文庫)など。現在、琉球新報の小中学生新聞「りゅうPON!」に「ふしぎうちなーショートショート」、琉球新報住宅新聞「週刊かふう」に「沖縄ミステリーツアー/隣のマジムン」連載中。また「琉球怪談」のコミック版(太田基之・画)が小学館から刊行。


●2020年7月20日 初版第一刷発行