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●新書判 184ページ
●定価1760円(本体1600円+税)
●井谷泰彦 著
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〈最後のモーアシビ〉の行方を求めて
1940年代前半まで続いていた沖縄の若者たちによる宴・モーアシビには、性を媒介としながら、様々な文化伝承やコミュニケーション能力を育む力をもっていた。
沖縄の自然発生的な「習俗としての教育」が持つ意義に迫る論考。
〈その習俗の最後の姿を俎上に載せて、社会教育の立場から論じて行く。そして、その習俗が有した教育的機能が、若者たちの手によってエイサーへと引き継がれて行く様相を明らかにしたい。〉
●目次
序 沖縄の「恋愛天国」の虚実と社会教育
第1章 モーアシビに見る「習俗としての教育」
⑴ モーアシビとは?
⑵ モーアシビの教育的機能
⑶ モーアシビに関する「聞き書き」
⑷ 歌舞の伝承(実例� �
⑸ 詩歌の学び 〜創造的機能について〜(実例�◆�
⑹ 伝統的地域体育の伝承(実例��)
⑺ モーアシビ・ドゥシ(毛遊び友)〜仲間づくり〜(実例�ぁ�
⑻ 余暇機能(レクリエーション)とモーアシビの消滅(実例�ァ�5
第2章 モーアシビからエイサーへ
⑴ モーアシビとエイサー
⑵ エイサーの起源とその変容
⑶ 全島エイサー・コンクール
⑷ エイサーのなかの「性」とサブカルチャー
⑸ 教育機能から見たエイサーとモーアシビ
第3章 性の習俗と若者たち 〜モーアシビと馬手間〜
⑴ 若者たちとモーアシビ
⑵ モーアシビと馬手間
⑶ 沖縄の若者たち
第4章 モーアシビと風俗改良運動 8
⑴ 風俗改良運動について
⑵ 風俗改良運動におけるモーアシビの禁止
⑶ 性の習俗をめぐる攻防
第5章 「習俗としての教育」と沖縄
⑴ 沖縄への眼差しを問う
⑵ 「習俗として教育」をめぐって
おわりに
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●著者略歴
井谷 泰彦(イタニヤスヒコ)
1955年京都出身。早稲田大学院教育研究科博士後期課程修了(社会教育学・生涯教育論)。国士舘大学非常勤講師(2020年現在)著書に『沖縄の方言札』(ボーダーインク)など。
●2021年1月 初版第一刷発行