• 『蓬莱の海へ  台湾二・二八事件 失踪した父と家族の軌跡』 青山惠昭著

『蓬莱の海へ  台湾二・二八事件 失踪した父と家族の軌跡』 青山惠昭著

ISBN978-4-89982-414-5

2,420円(内税)

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46判304ページ ソフトカバー
●定価2420円(本体2200円+税)
●青山惠昭著
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父は「台湾二・二八事件」の犠牲者だった

与論島 台湾島 沖縄島
非情な歴史の記憶と、国境をこえる人々の心のつながりを描く、個人的かつ歴史的なノンフイクション。
歴史の波に翻弄された家族の記憶と、外国人ではじめて「台湾2・28事件」犠牲者として、認定賠償が認められるまでの記録。
沖縄から問い直す、台湾、日本の知られざる現代史

著者より
「自分史」を書こうと考えたのではありませんが、自らのまわりで起きた大事なこと、子や孫に伝えないといけないことを残しておくことを思い立ち4年前から書き記してきました。
文章力もなく知識も浅いなかで七転八倒の連続でしたが、ただただ恐れを知らない犹般心境瓩砲されて粉骨邁進、今ようやく発刊の時がきました。」

目次
はじめに 父は「台湾二・二八事件」の被害者だった 

第一部 台湾二・二八事件と漂流家族   

 第一章 事件発生と父の失踪 
 第二章 与論島生まれ 
 第三章 基隆社寮島物語 
  【コラム】佐藤春夫の「社寮島旅情記」 
 第四章 彷徨の海 
  【コラム】沖縄復帰祈願海上大会 

第二部 失踪宣告と逆転勝訴  

 第五章 失踪宣告 
 第六章 台湾の島を歩く 
 第七章 法廷へ 
 第八章 逆転勝訴 
 第九章 認定賠償を実現して 
  【コラム】西村京太郎、二・二八事件を書く 

第三部 台湾と沖縄の未来へ  

  第十章 沖縄関係被害者 
  第十一章 台湾人船主の「證文」  
  第十二章 歴史を記憶すること 
  第十三章 沖縄と台湾、そして日本 


●著者略歴
青山惠昭(アオヤマケイシヨウ)
1943年台湾基隆市社寮島生れ。1946年12月長崎県佐世保へ引揚げ、鹿児島市に2年余り滞留。1947年2月〜3月父惠先台湾2・28事件に遭遇失踪。1949年母の実家のある沖縄国頭村へ移住、高卒(辺土名高校)まで育つ。1964年琉球大学入学(1968年退学)。代用教員、琉球立法院勤務(1968年11月〜1972年5月)。復帰後、美術デザイン社共同経営。以来、フリーデザイナーとして印刷、旅行業に関わる傍ら創作活動、美術教室主宰、平和美術展、グループ展、個展等々で作品発表。
現在:㈶台湾協会、沖縄台湾会、日中友好協会、沖縄平和ネット等々会員、台湾2・28事件真実を求める沖縄の会代表。元沖縄県平和祈念資料館運営委員(2013年〜2019年)。


●2021年9月 初版第一刷発行