• 『つながる沖縄近現代史  ―沖縄のいまを考えるための十五章と二十のコラム』           前田勇樹・古波藏契・秋山道宏 編

『つながる沖縄近現代史  ―沖縄のいまを考えるための十五章と二十のコラム』           前田勇樹・古波藏契・秋山道宏 編

ISBN978-4-89982-416-9

2,420円(内税)

購入数
●A5判 232頁
●定価2420円(本体2200円+税10%)
●前田勇樹・古波藏契・秋山道宏 編

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気鋭の若手研究者たちが まったく新しい視点で
沖縄の歴史をつなぐ 待望の「入門書」が登場

復帰50年を迎える今だからこそ知りたい
沖縄近現代の歴史



この本は「教科書」でも、歴史のトリビアを寄せ集めた「歴史ネタ本」でも、専門用語と古文書だらけの「専門書」でもない。世界史や日本史とのつながりを意識し、現代の沖縄社会の課題に向き合う上で必須と思うテーマを選び、最新の研究成果を踏まえ、史料に基づき、時代の流れに沿って配置した沖縄近現代史の「入門書」である。
執筆者は本章とコラム併せて、総勢25名。多彩なバックグラウンドを持つ研究者たちが、知恵や知識を出し合って、世界史と日本史のつながりを意識し、沖縄に興味をもつ幅広い読者へむけてまとめた。


●目次

はじめに 近くて遠い、近現代史へのミチシルベ  前田 勇樹・古波藏 契

第一部 狙われた島

   第一章 ペリーが琉球にやってきた時代 前田 勇樹

   第二章 「琉球処分」の一四〇年 前田 勇樹

    【コラム 杁豐郡宮古・八重山地域の女性たち 伊佐 知弥子

   第三章 甘いけど苦い、黒糖と沖縄近代 前田 勇樹

    【コラム◆枅逝爾凌邑増加とイモ・ソテツの話 比嘉 吉志  
    【コラム】旧慣期の先島と人頭税 平良 勝保

第二部  「日本人」への扉 
 
   第四章 沖縄を変えたふたつの戦争 前田 勇樹

    【コラムぁ枦舫拈と島嶼制 高江洲 昌哉
    【コラムァ枩鐐阿痢孱咤裡咫廖新聞投書  上里隆史

   第五章 沖縄の人々にとって「日本人」になるってどういうこと? 萩原 真美

    【コラムΑ杣掘伺にわたる沖縄の方言札 近藤 健一郎
    【コラムА枷重山女性の手から消えたティーツキ 山城 彰子

   第六章 「ヤマト化」に翻弄される沖縄 高江洲 昌哉

    【コラム─杰洋犂杙件 大里 知子

第三部  「沖縄戦」に潜むもうひとつの歴史

   第七章 エスニック・マイノリティの沖縄戦 北上田 源

    【コラム】沖縄戦における御真影奉護と志喜屋孝信 萩原 真美
    【コラム】朝鮮半島出身者と沖縄 成田 千尋

   第八章 読谷・旧軍飛行場用地問題から何を学ぶか 北上田 源 

    【コラム】サイパン・テニアンの地上戦と再基地化のなかで 森 亜紀子

   第九章 語りなおされる沖縄戦体験 秋山 道宏

    【コラム】「集団自決」と向き合う 石川 勇人
    【コラム】沖縄の地域史編さん 霖 龍磨

第四部 アメリカ世と日本復帰にひきさかれて    

   第十章 アメリカ膨張史のなかの沖縄 池上 大祐

    【コラム】「沖縄県公文書館」とアメリカ資料 仲本 和彦
  
  第十一章 何が人々を「島ぐるみ闘争」へと駆り立てたのか 古波藏 契

    【コラム】米国統治下の「外国人」について 土井 智義

  第十二章  復帰運動を「総括」する 古波藏 契

    【コラム亜朮縄アイデンティティーにとってコザ蜂起とは? ウエスリー 上運天
    【コラム院 アメリカ世から日本世を貫く《沖縄を返せ》  栫 大也

第五部 沖縄社会を編みなおす

  第十三章 ウチナーンチュの世界帝国 古波藏 契

    【コラム押柬榲攴⊃Δ函屮セツ」のあいだ 岸 政彦
   
  第十四章 日本復帰と「開発の時代」 秋山 道宏

    【コラム魁杙埔譴寮鏝綮法/ 雅史
  
  第十五章 くりかえす沖縄ブームと基地問題 古波藏 契

    【コラム粥朧豢絛綟麈の沖縄ブーム 新城 和博

おわりに 出会いなおし続けるために  秋山 道宏・前田 勇樹

    参考文献一覧
    執筆者一覧


●編者プロフィール

前田勇樹(マエダユウキ)
琉球沖縄史 琉球大学附属図書館一般職員

古波藏契(コハグラケイ)
歴史社会学(沖縄近現代史) 名桜大学、沖縄県立看護大学等 非常勤講師

秋山道宏(アキヤマミチヒロ)
社会学、沖縄戦後史、平和研究 沖縄国際大学総合文化学部准教授

●2021年11月30日 初版第一刷発行