• 『おきなわ暮らしの雑記帳』比嘉淳子著

『おきなわ暮らしの雑記帳』比嘉淳子著

ISBN978-4-89982-425-1

1,870円(内税)

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祖母から教えてもらったいろいろなジンブン(知恵)
イラスト付きでわかりやすく教えます


 イラスト ふくはらさなえ

自然と共に歩む 季節と年中行事
残していきたい 料理レシピ
アタイに植えたい 植物活用法
先人からの処世術 黄金言葉


この本には、暮らしの中でこれからも受け継いでいきたい沖縄の知恵の数々— 自然を利用した道具や方法、琉球王朝時代から伝わる珠玉の琉球料理、医学知識や技術が乏しいなかで命を守る術、争いを嫌い心豊かに暮らす言霊の傑作「黄金言葉」 を集めました。沖縄のおもしろい、楽しいを詰め込んだので、まるでおもちゃ箱のような賑やかな本になりました。「雑記帳」のネーミングはそんなところからです。
(本書「はじめに」より)

■目次

その1 おきなわ季節の雑記帳
正月 旧暦1月
お正月メニュー  おもてなし料理  東道盆でウトィムチ  ■東道盆盛り付け例  
おきなわレシピ_屮ぅ  縁起物を飾る  ■市販の稲穂で亀飾り  ナージューシー 
おきなわレシピ▲福璽献紂璽掘次 \疂と厄払い  グダンヌウトゥイムチ(五段の御取持) 
■グダンヌウトゥイムチの料理  沖縄料理のこつと特徴  かつおだし  豚だし 

 旧暦2月〜4月
冬に南風が吹く時は注意  土地と神様  左縄で厄払い  ■左縄の作り方 
沖縄の女性の力  おきなわレシピ三月菓子  おきなわレシピげ屬椶Δ襦
清明祭  重箱料理  お墓のヒジャイヌ神  必要な「物忌み」の期間 
虫を払うアブシバレー  おきなわレシピゥ淵船隋璽藹繊 ^綽同源 
おきなわ島やさい  ■おきなわ島やさい28品  琉球漆器を使おう 
■琉球漆器の使い方   フーチバー/ヨモギ(キク科) おきなわレシピ フーチバー餅 
■フーチバー(よもぎ)の利用法  花を食べる(エディブルフラワー) 
■スミレの砂糖漬け  石敢當 


 旧暦5月〜7月
沖縄の梅雨明けを知らせる季節風  ユッカヌヒー  おきなわレシピД檗璽檗次
おきなわレシピ┘船鵐咼鵝 ,きなわレシピアマガシ  ウマチーとカシチー 
ニオイショウブ(アヤメ科)  強烈な夏の太陽  お茶  おきなわレシピブクブクー茶
おきなわレシピジージキー(地漬)  マツリカ(モクセイ科) おきなわレシピミキ 
おきなわレシピ ちんすこう  おきなわレシピ 梅ンス  夏を涼しく 
タナバタは大忙し  旧盆  シーサーはムンヌキムン(魔除け)  アタイの台風、暑さ対策 
ゴーヤー/ニガウリ(ウリ科)  ナーベーラー/ヘチマ(ウリ科) 
ヒハツ/ヒハツモドキ(コショウ科) 

 旧暦8月〜10月
ムンヌキムン 魔除け  妖怪から身を守る  ススキと桑の力  貝で魔除け 
子どもの守り「マブヤーウー」  ■マブヤーウーの縫い方  おきなわレシピ豆腐よう 
おきなわレシピ哀チューユー  米寿の祝い「トーカチ」 おきなわレシピ吋ぅ織瀟蚕宗
ジューグヤー(十五夜)パワー  ■ジューグヤーの月光  カジマヤーは風車 
チクザキ(菊酒)  シークヮーサー(ミカン科)  ■シークヮーサーの利用方法 
アロエ(ユリ科) 


 旧暦11月〜1月
冬至  ムーチー  12月の屋敷御願  サンニン/月桃(ショウガ科) 
■サンニンの茎でヒモを作る  シマトウガラシ(ナス科) 
大晦日には煮物  おきなわレシピ殴Α璽法次 ,きなわレシピ灰検璽沺璽瀑ι
豚の部位と使い方  おきなわレシピ乾魯鵐船絅漾米でんぶ) おきなわレシピ㉑ラフテー
おきなわレシピ㉒スーチキー  ■沖縄料理の主な調理法  カラキ/オキナワニッケイ(クスノキ科) 
クバ/ビロウ(ヤシ科)  クバの葉で生活用品を作る  ■クバジー(つるべ)の作り方  
■クバオージ(うちわ)の作り方  ■クバハエたたきの作り方  ■大そうじの知恵袋 
 

その2 おきなわ黄金言葉

行逢ば 兄弟 何 隔てぃぬあが 
誠しーねー なんくるないさ 
慶良間ーみーしが、まちげーみーらん 
命どぅ宝  
ちゃー世間の上どぅ 
家習れー 外習れー 
学問ー知っち 物ー知らん 
クスクェー タックヮーセー 
マブヤー マブヤー ウーティクーヨー 
十ぬ指ー同丈ーねーらん 
砂糖ぬ甘さとぅ コーレーグスぬ辛さ取れー 何すが 
言葉や銭使い  
容姿ー皮どぅやる、肝心第一 
体貯ぶとーけー 銭貯ぶとーしとー同ぬむん 
立っちゆくらやかー座ちゆくり、座ちゆくいやかー 寝んてぃゆくり 
他人ん殺さってー寝んだりーしが、他人殺ちぇー寝んららん 
他人んかいうしぇーらってぃん 他人うしぇーてーならん 
子一人産せー片手失なゆん 
男や肋骨ぬ 一ち足りらーん 
御香どぅ孝行 
後生や雨垂いぬ下 
神畏りーしぇ 物習ぬ元 
善人や千貫し買ーてぃん友っし 
哀りどぅ素性 
放っちゃる屁ぬ香んねーらん 
借ぃ八合 成ち一升 
寝んとーしぇー起くさりーしが、 寝んたふーなや起くさらん 
佳物ぬ 悪物 
聞かば 聞ち所に捨てぃり 
やな口ぬ後や 塩くぇーぶらー 
うんじゅぬ親ぬ腹ー、黄金腹でぃやる 
子や耳し育てぃる。柔らー言葉でぃ 習わーする。ほーちぇーならん 
難儀ー わたくし 
六十代や年ぬよーい、七十代や月ぬよーい、八十代は日々のよーい、九十代は時ぬよーい 
月ぬ走いや 馬ぬ走い 
銭ぬ無ん者ー馬ぬ糞心 
向けー面ー犬ぬ面、ほーちぇーならん 
見んちゃーる世ーどぅ長ーさる 


■著者プロフィール

比嘉淳子(ひが じゅんこ)
那覇市在。
首里系那覇人の祖母から沖縄しきたりを叩き込まれて半世紀以上。薄れていく沖縄文化に危機感を覚えている一男一女の母親。
沖縄のしきたりや子供向け番組の企画、監修、執筆など。
栄養学だけでなく、料理技術にも長けた琉球料理の奥深さに魅了され、琉球料理伝承人を発起し今に至る。
御願から琉球料理、しきたりなど「マーニンネーラン ウチナームン」を世界に広めたいと日夜画策している。

■2022年4月30日発行