• 『「御願じょうず」なひとが知っていること 意味となりたち、そしてすすめ方』 稲福政斉 著

『「御願じょうず」なひとが知っていること 意味となりたち、そしてすすめ方』 稲福政斉 著

ISBN978-4-89982-459-6

2,200円(内税)

定価 2,200円(内税)

購入数
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●四六判 184ページ
●定価2200円(本体2000円+税)
●稲福政斉 著
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「祝儀袋と香典袋、どっちを使うんだっけ?」
「新しくヒヌカンを祀るにはどうするの?」
「どうして沖縄は旧暦を重んじるの?」
「ウコールの灰っていつ、どうやって掃除したらいいの?」
「ヤシチヌウグヮンって何が正解なの?」

沖縄で生活する上では、避けては通れない御願としきたり。
今までなんとなく参加してきたけど、
自分でやるとなると、知らないことばかり…。

いざ調べてみると、人によって言うことが違って何が正しいのかわからない!

地域によって異なる御願のすすめ方、そしてその意味やなりたちを、
『沖縄しきたり歳時記』などの著書をもつ研究者が
自身の研究などをもとにわかりやすく解説!
大事なポイントを太字で強調、さらにイラストで理解しやすい内容に!

沖縄で生活する上でのマナーとして、
これからの御願の担い手として、
巷にあふれるさまざまな情報に惑わされることなく、
しなやかでスマートな「御願じょうず」になるための必読書!





●目次

はしがき

機ゲ縄の御願十二か月
いくつもの正月/ジュールクニチーと念仏の口開け/沖縄の鏡開きはいつ/年始回りで仏壇に線香/沖縄の彼岸、大和の彼岸/家庭ごとに異なるヤシチヌウグヮン/ひな祭りとハマウリ/清明祭と十六日祭/新しいシーミーの様式/ウマチーのミキ/ポーポー・チンビンの謎/沖縄の七夕は墓参り/旧盆、新暦の盆、月遅れ盆/御中元を贈る相手と時期/ポストコロナ時代のシチグヮチ/トーカチと米寿祝い/盆の後、八月は厄払いの行事が目白押し/フチャギとおはぎ/花のない沖縄の菊酒/カミウガミの今昔/冬至の食べもの/地域によるちがいの多いムーチーウユミ/ウグヮンブトゥチとヒヌカンの上天/御歳暮と御年賀/正月飾りはいつまでに/三十一日ではない旧暦の大晦日

供ジ羇蠅琉嫐とすすめ方
インターネット上のグイス/しきたり界の奇妙な「シマクトゥバ」/沖縄と大和、それぞれの「旧暦二〇三三年問題」/大和の厄年、沖縄の厄年/祝儀袋と香典袋/真逆の習慣、うるう年/親元のヒヌカンから灰を分ける/ヒヌカンの道具と普段の管理/ヒヌカンを新たに祀る方法/ウチャトーは毎朝か月二回か/ウチャトーのウサンデーと仏壇の湯のみ/ウチカビ一組は三枚か五枚か/ウチャヌクの語源はお茶の子/果物のシールとネット、重箱のラップは外して/「よろこんぶ」ではない沖縄の昆布/重箱の三枚肉、皮は上か下か/ウチジフェーシで御願の経済効率に配慮/供え物は誰のもの/ヒラウコーは沖縄の常識、世界の非常識/線香の灰、ただの燃えかすにあらず/仏壇に酒を供える/ひとつのビンシーには瓶二本、盃一個

あとがき
おもな参考文献


●著者略歴

稲福政斉(いなふく・まさなり)
那覇市出身。沖縄各地の伝統的なしきたりや行事、祭具、供物について調査研究を重ね、その成果をわかりやすく伝える著述や講演活動にも取り組む。現在、沖縄県文化財保護審議会専門委員、沖縄国際大学・沖縄大学非常勤講師のほか、うるま市、沖縄市、北中城村、宜野座村、中城村、宮古島市などで博物館や文化財関連の委員をつとめる。
著書に『沖縄しきたり歳時記』(ボーダーインク、二〇一五)『御願の道具と供えもの事典』(同、二〇一八)『沖縄しきたり歳時記 増補改訂』(同、二〇一九)、『ヒヌカン・仏壇・お墓と年中行事 ―すぐに使える手順と知識―』(同、二〇二〇)、監修に『おきなわの一年』(同、二〇一八)があるほか、論考や連載多数。

●2024年2月29日 初版第一刷発行