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●四六判282ページ
●定価2200円(本体2000円+税)
●仲程昌徳著
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「自分史」の新しいカタチ
17の手紙の話とそれにまつわる話
数多くの書簡から浮かび上がるさまざまな方々
そして自分の来歴と重ねて語られる言葉と記録
本書「はじめに」より
退職したあと、やらなければならないと思っていたことがいくつかあった。その一つが、書簡の整理である。そして始めたのであるが、どの手紙も、手離し難いものがあって、整理するのに難渋し、何日も、ひろげたままで、足の踏み場もないといった状態であった。
数日後、元通りに収納袋にもどしながら、これらの書簡は、一体どうなるのだろうか、と思った。どう考えてみても、その処理は、自分でやらなければならないことだと思わざるを得ないものがあり、また、収納袋から取り出した。(後略)
●目次
はじめに
1、漢那浪笛 個人情報
2、ウチナー英語のはなし
〈補遺〉時代の指標
3、資料収集家の心性
4、新垣宏一 台湾文学賞受賞者
5、仙子さん 歌のたより
6、きみさん 与儀正昌の妻
〈補遺〉沖縄近代小説の道程
7、国本さん 愛楽園のこと
8、桃原さん 自由律短歌のさきがけ
〈補遺〉桃原邑子の戦前詩歌
9、芳子さん 女師・一高女の同窓生たち
〈補遺〉紙切れに残された積宝の歌
10、由井さん 縁の下の力持ち
〈補遺〉由井晶子追悼
11、島尾さん 避寒地那覇
〈補遺〉島尾敏雄とミホ
12、上野さん 筑豊そして沖縄
〈補遺〉地の底から万里の波濤へ
13、呉さん 琉歌の韓国語訳
14、山田さん カババーの空間
〈補遺〉ニューカレドニア移民を訪ねて
15、ミカさん ハワイのかおり
16、たけのぶさん ハワイ琉歌会の主宰者
〈補遺〉�.魯錺い領芦痢�講演会
〈補遺〉��比嘉武信追悼
17、ゆき子さん 夢に終わった約束
〈補遺〉何時なるか「述懐節」 65歳からの独習
●著者略歴
仲程 昌徳(なかほど・まさのり)
1943年8月 南洋テニアン島カロリナスに生まれる。
1967年3月 琉球大学文理学部国語国文学科卒業。
1974年3月 法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻修士課程修了。
1973年11月 琉球大学法文学部文学科助手として採用され、以後2009年
3月、定年で退職するまで同大学で勤める。
主要著書
『山之口貘―詩とその軌跡』(1975年 法政大学出版局)、『沖縄の戦記』(1982年 朝日新聞社)、『沖縄近代詩史研究』(1986年 新泉社)、『沖縄文学論の方法―「ヤマト世」と「アメリカ世」のもとで』(1987年 新泉社)、『伊波月城―琉球の文芸復興を夢みた熱情家』(1988年 リブロポート)、『沖縄の文学―1927年〜1945年』(1991年 沖縄タイムス社)、『新青年たちの文学』(1994年 ニライ社)、『小説の中の沖縄―本土誌で描かれた「沖縄」をめぐる物語』(2009年 沖縄タイムス社)。『宮城聡―『改造』記者から作家へ』(2014年)、『沖縄文学の一〇〇年』(2018年)、『ハワイと沖縄』(2019年)、『南洋群島の沖縄人たち』(2020年)、『沖縄文学の魅力』『ひめゆりたちの春秋』(2021年)、『沖縄文学史の外延』『続ひめゆりたちの春秋』(2022年)、『ひめゆりたちの「哀傷歌」』『沖縄文学の沃野』(2023年)、『沖縄文学談叢』(2024年)、『ひめゆり資料館の一隅から』(2025年)、以上ボーダーインク。
●2026年2月