伊川龍郎 著 四六判 242 頁
コアにさわる
〈休みの場所〉から柔らかな快楽の層にふれた「村上春樹」を巡る評論集。
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目次
素敵な女の子、緑に会えるまでは読んでほしい-『ノルウェイの森』の死と休日
そして、はじまり-『夢で会いましょう』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
蛍
イメージのドラマまで -『土の中の彼女の小さな犬』
『羊をめるぐ冒険』論 - 超映像から
さわる視線 -ユーミン『中央フリーウェイ』、宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』
-村上春樹『午後の最後の芝生』、村上龍『走れ!タカハシ』
哀しい今の説話 -『中国行きのスロウボード』
イメージの中の道草 -ピーターパン・スノーマン・村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』
『国境の南、太陽の西』吉本ばなば『新婚さん』
近況報告 -村上春樹とぼくの
あとがき
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