• 『うっちん党宣言 時評・書評・想像の〈おきなわ〉』新城和博著

『うっちん党宣言 時評・書評・想像の〈おきなわ〉』新城和博著

4-89982-101-8

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定価 1,675円(内税)

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新城和博 著 四六判 297 頁

時評・書評・想像の〈おきなわ〉

シマーコラムニストでいち県産本編集者の最新コラム集。「うっちんとー」とはうなだれることを言う沖縄の言葉。
暗い話はより暗く、明るい話はより明るく。
するとなぜか、みんな、うっちんとー/
うなだれてしまう 。
でも僕は負けない。
どんどん世の中を
「うっちんとー」させてしまおう。
ここに、僕は新たな運動を展開したい。
非政治非武装南風寄り結社。
名付けて「うっちん党」だ。
〈おきなわ〉をみーぐるぐるして
新しい島のシルエットを
想像してみよう……。

この本は、21世紀に入って「沖縄ブーム」を横目でみつつ 書いてきた個人的体験に基づく時事的コラム、 沖縄関係の本を中心とした書評、そして〈ンパッ・フィクション〉と名付けた文章を、あんなしかんなしして選び、整理縮小及び加筆訂正した、ノン・ジャンルな一冊です。 そうこうしているうちに、どういうわけか、八重山の神様、「オホホ」を全面的にフィーチャーすることになってしまいました。
 表紙イラストに釘付けのあなたのために、 本書の帯にオホホ自身による「推薦の言葉」も掲載されています。 本を手にとって、ぜひその正体を確かめてください。

★もくじ★
時を越え、島はつながる −まえがきにかえて−

類型的沖縄人失格考
望郷の模合/人生で、たった3度のカチャーシー/豚と自分の区別がつかない僕たち/エイサーを知らない子供たち/ チャクシのマブイワカシ/ ある女性ライターのかちゅーゆの味/ワナビー・オキナワン/沖縄タイムで待ち合わせ/海を渡ったサンシンひちゃー/うちなー漫才コンビ命DO宝/ 沖縄コンピレーションアルバム事情/ケンサンボン新時代/リューチューせいとう/ネオうちなー芝居検閲親方/究極のすばを探して/ラスト・ダンパチヤー/編集後記は、眠らない……ZZZ

うっちん党宣言〜道ゆらり ためいきまじりの21世紀
 01年 うっちん党宣言/世界は狭く、ご近所は遠い/目と目で通じ合えないブレイキング・ニュース/みつや書店の2階に思いをはせる/イン・ザ・ネーム・オブ・アイジャ!/年度末は不発弾
 02年 うっちん党的正月の過ごし方/不発弾は爆弾である/ドリーム・イズ・オーバー/海の草原を歩く/ 「復帰」を娘に語ると……/平和の根っこ/ 感心して、歓迎する、夏。/「イメージに蝕まれる沖縄」完全版/ 晴天だから、遠くまでいろいろ見えた/ねじれてグローバル化した僕たち/モンゴル800分の1の汗/東京カチャーシー・ナイト/御万人の消滅
 03年 「沖縄らしさ」のグラデーション/これが沖縄だ、リゾート編/ドライブがとまらない!/「沖縄ポップ」について/ブリジット・シンジョーンズの妄想日記/ 「島人ぬ宝にめんそーれ」を考えるフリして、違うことを考える/最後の四軍司令官のさよなら/おきなわキーワードという名のコイン
 04年 慰霊の日に朝から、いろいろ考えた 
 05年 「沖縄戦後100年」まで生きたいなぁ

あんなしかんなし書評
  【沖縄戦イメージ】
『沖縄戦記 鉄の暴風』『ぼくのキャノン』『カジムヌガタイ』『沖縄の島守』『オキナワいくさ世のうないたち』
【乱反射する沖縄】
『「沖縄独立」の系譜』『複数の沖縄』『アジアン・ジャパニーズ3』『爆笑 沖縄移住計画』『沖縄に立ちすくむ』『沖縄イメージの誕生』 『だれも沖縄を知らない』『奄美返還と日米関係』『私たちはこうして二十世紀を越えた』『ルポ 軍事基地と闘う住民たち』『沖縄ソウル』 『サウス・トゥ・サウス』『八重山人の肖像』『写真集 波照間島』『沖縄おじいおばあの極楽音楽人生』『唄に聴く沖縄』 『最新版 沖縄コンパクト事典』
【戦争と平和の時代を視る】
『イラクの小さな橋を渡って』『憲法なんて知らないよ』『帝国を壊すために』『本当の戦争』『高校生一万人署名活動』
【評論やらノンフィクションやら】
『反社会学講座』『歴史の話』『いいのかこれで 考えるヒット6』『あなたはどれだけ待てますか』 『死について!』『心は泣いたり笑ったり』『「噂の眞相」25年戦記』『氷海の彼方で』『CAPへの招待』『おかあさんがもっと自分を好きになる本』 『14歳、思春期バトル』
【辞典・小説・エッセイ・コミック】
『暮らしのことば 擬音・擬態語辞典』『夏化粧』『ららら科學の子』『永遠の出口』『ポンペイ 秘密の地下王国』 『FOR LADIES BY LADIES』『光の島』『ぼのぼの』『スローターハウス5』

本当にあったンパッ・フィクション
クリントン広場の代は更けて/天久解放戦線異状なし/最初に捕虜になった少年の話

  あとがき

■発行:2006年1月11日