仲村悦子 絵 A5判 42 頁
宮城 信太朗
著者は西原町在住の21歳。幼少期から詩作を始める。沖縄国際大学文芸部に外部同人として参加、以後、同人誌や自身のホームページ、珊瑚舎スコーレ主催の「詩のボクシング」などで作品を発表する。本書には、大宜味村田嘉里方言で綴られる「みーぴからはん わらんかーよ」ほか十七編を収録。「貴方の懐は鳥の巣で/私の髪を梳く指は父親そのものでした」(「真実」)。生々しくひかりに満ちた言葉が紡がれる。
[目次]
ストリーキング
ふたりのオオカミ
食う
世界
天の川行進曲
児童詩
地球の気持ち
かみさまのかたち
とうちゃんのちんげとかあちゃんのちんげ
ごはん
イースター
キス
FAMILY TREE
運玉義留
山をこえて
みーぴからはん わらんかーよ
真実
PENIS