• 『詩集 連音』上原紀善著

『詩集 連音』上原紀善著

ISBN978-4-89982-433-6

2,200円(内税)

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●A5判160ページ
●定価2200円(本体2000円+税)
●上原紀善 著
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『サンサンサン』第15回山之口貘賞詩人、18年ぶりの詩集。

みーみーみー
てれんてれん
うほう くほう

詩は自然や人間の関係を切断し
新しい世界を開こうとする
二つの相反する苦い液体を受容しようとし
同時に二つのものを否定しようとする

             「切断」より

「連音」による冒険的な試み。「沖縄に生まれて、うちなーぐちを使って暮らしてきて、高校生のころまで感情や思考の面でもうちなーぐちがしっくりしていた。特に感情面において共通語ではぴったりしていないと感じていた」



生まれてくるもののイリュージョン
しゃぼん玉
わかろうとする運動
ゆめ
思いやり
ぐじゅぐじゅ
会いに来たよ
鉄人にじゅうはち号
ヒツヒツとした何者か
お互いさま
場所
憶んじゃすん
ガーランコー
コーブンの挨拶
鳥の声
草原の輝き
患者
幼虫魔性
山原避難
思いとどまる
ゆり
電話
毒のはなばな
幻夢風光
聖なる人々
切断
受容と拒絶
訪問者
熱風
挨拶
残酷のウタ
あいだ
自己
ニッポンの症候
あいだは燃えている
はるんの声
ゴホウラ貝
人間の生存
無期懲役 万歳
永遠の今
イタリア綺想曲


言語という監獄
透明な思考
連音
無の袋
心身合一
ブランク領域
ぱしり

あとがき


●著者略歴
上原紀善(ウエハラキゼン)
1943年高嶺村(現糸満市)字大里に生まれる。1965年琉球大学物理学科卒業。1989年詩集『開閉』。1992年詩集『サンサンサン』第15回山之口貘賞。1993年詩集『ふりろんろん』1995年詩・連音『原始人』。1996年詩・連音『嘉手志』。2003年『大里字誌』編集委員。2004年詩集『燃える緑』。2005年同人誌「非世界」参加。2012年新選・沖縄現代詩文庫─愍絽教善詩集』『ふりろんー連音による詩の創造ー』2016年同人誌「南瞑」参加。

●2022年8月 初版第一刷発行