悠久なるうちなーぐち。
珠玉の琉歌の数々を、徒然なるままに
RBCiラジオの名物番組「民謡で今日拝なびら」で紹介された珠玉の琉歌の数々を、徒然なるままに……。
「琉歌」とは、沖縄独自の短歌。八八八六音となっている。 その琉歌がもっと身近になる、待望の一冊。
島うたキャスター、島うた作詞家で有名な上原直彦の名調子を味わいください。琉球放送創立60年記念して新書化。
●目次
沖縄人の情緒を共有したい 琉歌百景
[春のはじめに編]
[歌さんしん編]
[分句編]
[掛き歌編]
[遊女編]
[御前風五節編]
[昔節五節偏]
[大昔節五節編]
[二揚五節編]
[箏曲歌物三節編]
[歌三線研究要領編]
[畳語〜重ね言葉編]
[おきなわ文学賞編]
[千鳥編]
[共白髪節編]
[終章=立雲節]
●著者プロフィール
上原直彦(ウエハラナオヒコ)
1938年那覇市垣花生まれ。琉球新報社記者を経て琉球放送入社。役員待遇ラジオ局長を務め、平成十年退職。現在プロデューサーおよびキャスターとして、ラジオ番組「民謡で今日拝なびら」(1961年スタート)「ふるさとの古典」などをレギュラーで担当。島うたの作詞家、郷土劇の脚本家として長年にわたり活動を続けている。
●2014年12月発行