• 『我が内なる沖縄、そして日本  ある放送人が見つめた昭和・平成史』大濱聡著

『我が内なる沖縄、そして日本  ある放送人が見つめた昭和・平成史』大濱聡著

ISBN978-4-89982-452-7

2,750円(内税)

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●四六判ソフトカバー  400ページ
●定価2750円(本体2500円+税)
●大濱聡 著
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「復帰」前に沖縄からNHKに入局し、昭和、平成と様々な社会の転換期を見つめてきた著者が、これまで発表してきた論評、随筆、コラムなどをまとめた、歴史的かつ個人的な時代の諸相。
〈返りついた「日本」は、沖縄が求め続けていた「日本」ではなくなっていた。もう日本は「祖国」ではなくなって、国家として沖縄県をがんじがらめにしてしまう〉
「戸惑いの中の沖縄」(『世界』八・一五記念原稿入選作、1972年)より。

●目次

プロローグ
バガスマ 石垣 島影追想

第一章 「NHK」を歩く 〜報道・制作の現場から〜
詩 青い夏
7・30キャンペーン 具志堅撮影記
全琉婦人芸能大会
沖縄・もうひとつの終戦
秘祭イザイホー
終わりなき「基地問題」報道との闘い
米兵少女暴行事件報道

第二章 個人的昭和・平成史 〜同人誌『多島海』から〜
佐藤栄作との45年 
「昭和天皇」体験
作家たちとの出会いとその死
「昭和」との再会
太宰治との49年
沖縄の「三丁目の夕日」
昭和四〇年代・日本との邂逅 

第三章 我が愛しの国際通り 〜『沖縄・国際通り物語』の周辺〜
国際通り再発見 
戦後をたどる 写真で見る沖縄の60年 国際通り〜奇跡の一マイル〜1
国際通りの歴史 〜蔡温橋通り商店街を中心に〜
変貌する国際通り 85年前「新県道」65年前「牧志大通り」
●書評 際立つ面白いタッチと構成  真栄里泰山(那覇市経済部長) 
    小説のような文化・都市論  謝名元慶福(劇作家)

第四章 青春記 〜愚直に一直線〜
再び教師に願うもの  見てきた石垣市長選挙  四・二八を前にして思う  小さな親切月間運動に寄せて  高校生らしくしよう  国語教育の欠陥  棒倒し奮戦記  不得意学科の教師への意識  目ざめた親切心  

第五章 東京で沖縄を見つめていた頃 〜ふるさとは遠きにありて〜 
故郷の訛り懐かし  故郷の仲間へ  成人の日に思ったこと  リポート 沖縄・一九七一・夏  オキナワとナポレオン  本土は実在しないのだろうか  沖縄は自衛隊の本質見抜く  返還は政府の手柄ではない  戸惑いの中の沖縄  詩 女たちの追憶〜S町を想う〜  創る側に回って  東京で沖縄を見つめていた頃 

第六章 書も読み、町へも出よう 〜連載コラム、寄稿など〜
■『月刊情報やいま』〈やいまーる外電〉 
望郷の石垣島  ○○と同郷の…… 爐劼鉢疚戮院 屬舛紊蕕気鵝廾枴后  孱沓械亜廚閥饂峽用高  「味覚人飛行物体」に会う  ふるさとのなまり懐かし……   日本最「南北」端に立つ  音楽で八重山をイメージする 
■「多島海」
ニュースの見方  .縫紂璽垢慮方◆ 々酸軌擇襪戮掘  屐 徂佞  Yナンバー  人生のディナー  富士山の記憶  65歳  沖縄で歩くということ  続・校正畏るべし  訂正記事  代役(ビンチヒッター)  続・訂正記事  講演会考 
■「唐獅子」   
最後?のイザイホー  思い出す人  開戦・玉音放送 沖縄では  ふたつの平和祈念像  沖縄と佐賀  吉村さんから学んだこと  沖縄とコルシカ島  伊江島にて  変貌する街  瀬長さんと西銘さん  if  20年目の「平和の礎」
■新聞、雑誌、その他の寄稿
癸屋焚次  ̄覗および放送とクラシック音楽  私と葉隠 洋画に見た「葉隠」  昭和は遠くなりにけり  書も読み、町へも出よう  「730」から30年  「風の画家 中島潔の世界展」に寄せて  怒りと希望 8・5県民大会、それから 島ぐるみから全国ぐるみへ  危急の9・9県民大会 日米への訴え正念場  復帰45年、悪化する沖縄の状況  「『知事抹殺』の真実」県内上映に寄せて  「木の上の軍隊」に寄せて  もろさわようこさんと沖縄の五〇年 
■書評
『遥かなるオルフェウス』上地隆裕・著 『世界のオーケストラ(1)〜北米・中米・南米編〜』上地隆裕・著 『世界のオーケストラ(2上)〜パン・ヨーロピアン編』『世界のオーケストラ(2下)〜英、露、パン・ヨーロピアン編〜』上地隆裕・著 『世界のオーケストラ(3)日本、オセアニア、中東、アフリカ、アジア全域編』 上地隆裕・著 『復帰後世代に伝えたい「アメリカ世」に沖縄が経験したこと』池間一武・著 『福木 合同エッセイ集33』沖縄エッセイスト・クラブ編 『沖縄エッセイスト・クラブ作品集37』沖縄エッセイスト・クラブ編 『ファインダーの中の戦場』 謝名元慶福・著 『書を捨て、まちに出た高校生たち うちなー世 復帰51年目の黙示録』 

あとがき 
プロフィール
 
●著者略歴
大濱聡(オオハマソウ)
1948(昭和23)年石垣市生まれ。石垣教育区立石垣小学校〜那覇教育区立泊小学校・真和志中学校、琉球政府立那覇高等学校、國學院大學二部文学部卒業。日本放送協会入局後、東京(3回)、名古屋、福岡(2回)、長崎、佐賀、沖縄局(2回)のディレクター、プロデューサー、放送部長、副局長、(株)NHKプラネット執行役員九州支社長を歴任。2011(平成23)年に退職し帰郷、読谷村に住む。沖縄国際大学南島文化研究所特別研究員。著書に『沖縄・国際通り物語 〜「奇跡」と呼ばれた一マイル〜』(ゆい出版・1998年度第19回沖縄タイムス出版文化賞正賞)、『関東甲信越小さな旅 ぁ銑Т』(学陽書房・共著)、『昭和五年に生まれて〜ふるさとは國吉屋取〜』(國吉眞忠 共著・私家版)

2023年8月20日 初版第一刷発行